ドジャース右腕、ヤンキースこき下ろし発言で6年前の“恨み”晴らすも、やっぱり炎上「WSで1球も投げていない投手が片腹痛い」「何とお上品な言葉」
ヤンキースへの『恨み』は晴らしたが、やはり炎上した。ドジャースからFAとなった救援右腕ジョー・ケリー投手(36)は4日(日本時間5日)、米ネットラジオ番組『ベースボールイズントボアリング』に出演。制覇したワールドシリーズの対戦相手だったヤンキースをこき下ろした。 ◆大谷翔平の妻・真美子さん、デコピンを抱きながらガッツポーズ【写真】 「ヤンキースはまともなプレーもできない。最初から完全にうちと不釣り合いだった。ドジャースの野球を普通にすれば勝てるとみんな分かっていた」と語ったほか、「プレーオフに出場した全12チームに順番を付ければ、ヤンキースは8番目か9番目だった。パドレス、フィリーズ、メッツ、ブレーブスは全てヤンキースより上だ」とさげすんだ。 ケリーはレッドソックス時代の2018年4月11日に行われたヤンキース戦の8回にタイラー・オースティン(現DeNA)へ死球をぶつけ、乱闘に発展。マウンドに突進してきたオースティンをかわして馬乗りになったところで、援軍に駆けつけたジャッジに首根っこをつかまれ、ヘッドロックをされた。 この試合の3回にオースティンが二盗を仕掛けた際にスパイクの裏を見せて滑り込み、ベースカバーに入った味方野手を負傷させたことへの報復死球だったとみられるが、当時は「攻撃されれば、自分の身を守らなきゃならないからな。報復? 俺はグレッグ・マダックスみたいなコントロールの持ち主じゃない」とコメント。この乱闘でケリーは6試合の、オースティンは5試合の出場停止処分を科された。 ただ、右肩痛でポストシーズンの登板がなかったことからケリーの発言にSNSは炎上。「ドジャースはヤンキースを4勝1敗で破ったんだから、何を言ってもいい。だが、ワールドシリーズで1球も投げていない投手が片腹痛い」「こいつは本物の自己中だな。なぜ勝ったのをただ喜ぶんじゃなく、ヤンキースにクソを垂れなきゃいけないんだ」「何とお上品な言葉だ」との投稿が相次いだ。(写真はAP)
中日スポーツ