米大統領、ドイツ訪問延期 アンゴラも、ハリケーン対応優先
【ワシントン、ベルリン共同】米政府は8日、バイデン大統領が10~15日の日程で予定していたドイツとアフリカ南部アンゴラ訪問を延期すると発表した。南部フロリダ州に上陸する恐れがあるハリケーン「ミルトン」への対応を優先する。 12日にドイツ西部のラムシュタイン米空軍基地で開くウクライナ防衛支援に関する首脳級会合に出席する予定だった。米政府の発表に先立ち、ドイツ政府関係者は、ショルツ首相とバイデン氏、英国のスターマー首相、フランスのマクロン大統領が12日にベルリンで4者会談に臨むと明らかにしていた。 バイデン氏のアンゴラ訪問に関しては、サハラ砂漠以南への就任後初の外遊になる予定だった。