石田雄太氏 PS敗退危機で飛び出した「2連勝すればいい」発言の真意を解説 驚くべき思考回路とは?
今年12月上旬にドジャース・大谷翔平投手(30)にインタビューを行った野球ジャーナリストの石田雄太氏(60)が、28日放送のBS-TBS「MLB大谷翔平ハイライト2024~伝説誕生 世界一への軌跡~」に出演。今季のパドレスとの地区シリーズで1勝2敗の負ければポストシーズン敗退となる中で大谷から飛び出した言葉の理由について解説した。 【写真】石田雄太氏とスポニチMLB担当・柳原直之記者のクロストークのアーカイブ配信も 定期的に大谷に単独取材を行ってきた石田氏。大谷がパドレスとの地区シリーズ第3戦に敗れて1勝2敗と追い込まれた試合後に「2連勝すればいいゲームだと思っている。後がないという感覚自体が今の僕にはない」とコメントしたことについて振り返った。 石田氏はこの言葉の真意について「“パドレスはここでいきなり負けられないという状況に追い詰められた。この時点で自分たちは有利になる”と言うんですよ。同じ状況だったら追いついた方が有利だから、2つ勝つという発想じゃなくて、1つ勝つという点ではお互い同じでしょ?と。その次を考えた時に、後から勝った方が有利ですよ、という発想」と大谷の思考回路を解説した。 さらに「いろんな状況を自分にいいように考えて、楽しむという言葉より面白がるという言葉の方が合っているような気がするんですよね」と話した。