「決算プレー」「日銀人事騒動」の先に見えた日本株の曙光
雨宮氏(右写真)が有力視されていた次期日銀総裁。だが、2月10日になって植田氏(左写真)の起用が固まったとの報道が流れた(写真:ブルームバーグ)
2月第2週(6~10日)は日本銀行の人事に始まって日銀人事で終わることとなった。6日の取引開始前に伝わった「政府が雨宮正佳氏に総裁就任を打診」との報道で、当日の日経平均株価は一時、前週末比300円を超す歓迎相場を演じる一幕も。しかし、雨宮氏が固辞したために頓挫。最終的には経済学者で元日銀審議委員の植田和男氏の起用が固まったとの報道が10日夕刻に流れ、取引終了後の相場に一波乱があった。 この間、日経平均の日中取引の推移だけ見ると、6日と10日だけがプラス。間に挟まれた3日間は「固唾をのんで発表を見守った日々」との形容ができるかもしれない。
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岩本 秀雄