米国株高も日本株は保ち合い、トランプ勝利後の株価の行方
画像を拡大日経平均株価の日足チャート
アメリカ大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利宣言した一方、民主党候補のカマラ・ハリス氏が敗北宣言を行った。当初予想された接戦とはならず、投票日翌日には決着がついた格好だ。アメリカの株式市場では11月6日、トランプ大統領誕生を好感した「トランプ・ラリー」でNYダウが1000ドルを上回る大幅高となったほか、S&P500種、ナスダック総合の株価指数も2.5%~3%の上昇率となった。 そうした中、日経平均株価はアメリカ大統領選の投開票当日の11月6日こそ前日比1005円高と、米国株高を先取りする上昇となったが、その後の値動きは上値が押さえられる陰線が連続して発生しており、4万円の壁が意識される状況となっている。 こうした値動きがなぜ起こっているのか気になるところであり、今回も移動平均線とモメンタムを使って分析したいと思う。
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福永 博之