【福岡ボート・ルーキーS】原田才一郎が当地初V「今までの優勝の中で一番うれしい。地元は格別」
ボートレース福岡の「ルーキーシリーズ第18戦・スカパー!JLC杯」は10日の最終日、12Rで優勝戦が行われ、原田才一郎(28=福岡)がインから逃げを決めて優勝。今年初、通算4度目、当地では初5を飾った。 地元の大将格としてひときわ存在感を示した。エンジンは序盤から早々に快速仕立て。4日目連勝で予選トップ通過を果たし、準優も逃げ切り快勝。優勝戦も「足は完璧だったし、エンジンは言うことはなかった」と他艇の影も踏ませぬ逃走劇だった。 「今までの優勝の中で一番うれしい。地元は格別なものがありますね」と喜びが爆発。7月の若松ルーキーシリーズではV戦1枠で悔しい2着。前節の芦屋でも予選トップ通過を果たしながら準優敗退とあって「その2節が頭をよぎっていた。今日は相手どうこうというよりもメンタル勝負でした」と大一番を振り返った。 「他支部に比べると福岡は(登録番号)5000番台以降が全然ですからね。これからは自分が引っ張っていきたい」と力を込める。大きな自信と地元の意地を胸に戦い続ける。
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