最強は東横イン? 高騰するビジネスホテルに「安く泊まる方法」と「意外な裏ワザ」
東横インは今回比較する4大ビジホのうち唯一、会員プログラムに入会費(一般1500円)がかかるのが特徴だ。 「そのぶん他社と比べても、自社会員への優遇が際立っている印象。例えば10泊すると1泊無料券をもらえるほか、アーリーチェックインができたり、一般客よりも1ヵ月早く予約できるようになります」 価格を見ていくと、いずれの地域も宿泊料金は6000円から1万円弱。各地域で差が少なく、安定してリーズナブルな価格帯となっていた。これは東横インが、他社と違ってダイナミックプライシング(需給によって価格を変動させること)を導入していないことと関係がありそうだ。 ●東横インの宿泊料金(土曜日、1名) 【宿泊料金(5地域)】6100~9600円 【東京駅近辺】9600円 【名古屋駅近辺】6100円 【大阪駅近辺】8900円 【京都駅近辺】7180円 【博多駅近辺】7000円 【宿泊特典・おトクなプラン例】7泊以上で最大15%割引プラン そして最後はアパホテル。会員プログラムはキャッシュバックやポイント付与がメインで、ドーミーインと同じく、年間宿泊数に応じたステータス制を導入。泊まれば泊まるほどポイント還元率が上がっていく仕組みである。宿泊料金については、地域による幅が少ないのが特徴だ。 ●アパホテルの宿泊料金(土曜日、1名) 【宿泊料金(5地域)】1万100~1万4100円 【東京駅近辺】1万1500円 【名古屋駅近辺】1万1900円 【大阪駅近辺】1万4100円 【京都駅近辺】1万3200円 【博多駅近辺】1万100円 【宿泊特典・おトクなプラン例】90日前~14日前の予約で割引プラン、2泊以上の清掃不要プランで1泊につき100ポイント付与 4チェーンを比較した上で結論を言うと、価格帯が安定して安かったのは東横インだった。ドーミーインは他社と比べると割高感が強く、スーパーホテル、アパは空室状況によっては価格がかなり変動する印象を持った。宿代を安くしたいなら、競争率は高いが東横インにしておけば間違いないだろう。 ■安くてサービスもいい〇〇に泊まれ!