結婚式に、一家全員が招待されました。息子2人分の「ご祝儀」は用意した方がよいでしょうか?
友人や家族などの結婚式に、子どもを含めて家族全員で招待されることがあります。大切な人の結婚式に家族全員が招かれるのはうれしい反面、困る人も多いのがご祝儀の問題です。 この場合、子どものご祝儀は用意すべきなのか、またいくら包めばよいのか判断に迷う人もいるでしょう。そこでこの記事では、子どもと一緒に結婚式に参列する場合の、ご祝儀に関するマナーを紹介します。 ▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
子連れで結婚式に出席する場合にご祝儀は用意すべき?
子どもと一緒に結婚式に出席する場合、子どもの分のご祝儀は必要なのでしょうか。この場合、子どもの食事を用意してもらうかどうかによって、判断することがおすすめです。 例えば、乳児など子どもの料理が必要ない場合、基本的にご祝儀は用意しなくても問題ありません。ただし、披露宴などで配慮してもらうこともあるため、お礼やお祝いの気持ちとしてご祝儀を包んだり、ギフトを渡したりする人も多いようです。料理を用意してもらう場合、参列する子どもの人数分を大人のご祝儀に上乗せして渡します。 子どもを含めて結婚式に招待されている場合、新郎新婦から子どもの料理について打診されることも多く、そこでご祝儀を用意すべきか判断できます。もし打診がない場合は、新郎新婦に子どもの食事についてさりげなく聞いてみましょう。
子どものご祝儀はいくら包めばよい? 相場は?
ご祝儀の相場は、新郎新婦との関係により多少異なりますが、大人一人あたり3万円が一般的な相場とされています。では子どもの場合、ご祝儀の相場はいくらなのでしょうか。 基本的には用意してもらう食事の内容によって、包む金額を判断することが多くなっています。ここでは料理の内容に応じた子どものご祝儀の相場目安を紹介します。 ◆大人と同じ内容の料理を用意してもらう場合 大人と同じ料理を用意してもらう場合は、大体1万5000円~2万円ほど包むとよいでしょう。 ◆ミニコースなど子供用の料理を用意してもらう場合 子ども用に大人とは異なる内容のミニコース用意してもらう場合、ご祝儀の金額は大体1万~1万5000円ほどが目安です。 ◆ワンプレートなどの料理を用意してもらう場合 子どもが楽しめるように、お子さまランチやワンプレート料理を用意してもらえる場合があります。この場合、大体5000円~1万円ほどが目安です。 ◆料理の用意が必要ない場合 乳児など料理を用意してもらう必要がない場合、基本的にご祝儀は用意しなくても問題ありません。ただ、新郎新婦が負担して授乳室やベビーベッドなどを準備してくれている可能性もあります。 そこで、気持ちとして3000~5000円ほど上乗せしたり、プレゼントを用意したりする人も多いようです。なお、プレゼントは荷物になるため、式の当日に渡すのは避けたほうが無難です。結婚式の前に新郎新婦の自宅にプレゼントを送る、もしくは後日手渡しするなど配慮しましょう。