阪神の育成ドラフト1位・工藤が徳島でトークショー 徳島のファンへ感謝「大学の頃に指名漏れして」
阪神から育成ドラフト1位で指名された工藤泰成投手(22)=四国ILp・徳島=が10日、徳島県内で行われたトークインベントに参加した。 DeNAからドラフト3位指名を受けた加藤響内野手、楽天から同位指名を受けた中込陽翔投手、ソフトバンクから育成6位指名を受けた川口冬弥投手の4選手が集まった。トークコーナーでは工藤は「大学の頃に指名漏れして、独立リーグしかないというときに徳島インディゴソックスの魅力を見つけることができて決めました」と話した。 最速159キロを誇る右腕。今季は先発、救援として8勝1敗でリーグの最多勝に輝いた。「最多勝は獲得できたんですけど、CSではふがいない投球をしてしまって、チームに迷惑をかけた。NPBでは同じ思いをしないように頑張っていきたい」と誓った。 徳島のファンへ向けて「1年間、応援に支えられてやってこられたので。感謝の気持ちを忘れずに、阪神タイガースでも力になれるように頑張りたい」と意気込みを語った。