校則見直しに子ども意見を 権利尊重の法改正提言
若者の声を政治に反映させるため活動する一般社団法人「日本若者協議会」は23日までに、教育基本法などを改正して子どもの権利尊重を明記するよう求める提言をまとめた。教員向け手引書「生徒指導提要」で校則見直しの際に子どもの意見を聞くよう推奨されているのに、学校で徹底されていない現状を問題視している。 文部科学省は2022年、手引書を12年ぶりに改訂した。社会変化などを踏まえ、適切に意義を説明できない校則については、児童生徒らの意見を聞いて見直すのが望ましいとした。