マンUはチルウェルの電撃移籍を検討か マレスカ体制のチェルシーで立場が危ぶまれる左SB
去就が注目される
マンチェスター・ユナイテッドはチェルシーでプレイするDFベン・チルウェルを今夏のターゲットの1人としているようだ。英『TalkSPORT』や英『THE Sun』が報じている。 2020年にレスターからチェルシーに加入したチルウェル。昨シーズンはマウリシオ・ポチェッティーノ監督によって副キャプテンに任命されるも、怪我に悩まされるシーズンを送り、公式戦21試合の出場で1アシストに留まった。 悔しい1年を経て、再起を誓う今シーズンだったが、エンツォ・マレスカ新監督率いるチームでは立場が危ぶまれ出している。マレスカ新監督は複数ポジションできる選手を好んでいるようで、リース・ジェイムズを中央で起用したりと早速改革を始めている。そんななかマレスカ監督は左SBが本職のチルウェルをどのように起用するか迷っていることを示唆する発言を残しており、さらに怪我がちなところ、同じ左SBのマルク・ククレジャがEUROで素晴らしいパフォーマンスを見せたことなどもあって、去就が不透明とも報じられ始めている。 そんななか、チルウェルに目をつけているのがユナイテッドのようだ。左SBにはルーク・ショーがいるものの、昨シーズン同選手が怪我で長期離脱した際に代わりがいなかったことを考えると補強すべきポジションだ。またタイレル・マラシアも長期離脱が続いており、チルウェルを獲得できればチーム力の底上げにつながることは間違いないだろう。 マレスカのサッカーには適応できないかもしれないと不安の声も上がっているチルウェルだが、ユナイテッドは今夏獲得に動き出すのか。
構成/ザ・ワールド編集部