【定番名品シリーズ】まだ間に合うダウンジャケット、優秀な機能と高感度なデザインを兼ね備えた厳選5品
2. PYRENEX ■ 厳格な生産基準を設けダウンの質にこだわるフランスの老舗 生粋のフレンチダウンを手掛ける老舗として知られるピレネックスは創業なんと1859年。フォアグラとなるガチョウやアヒルなど、食用鳥の生産が盛んなピレネー山脈麓のサン・セベを拠点としており、当初はその食用鳥のダウンを使用し、掛け布団や枕を生産してきた古参である。1960年代からダウンを用いたアウトドアグッズを作り出し、ピレネックス名義のもと機能性とファッション性を備えたダウンアウターを手掛け始めたのは1970年代から。 写真のモデルはブランドの定番となる、軽快なヒップレングスが特徴の「スプートニック ミニリップストップ2」。使用するダウンはフィルパワーに優れたフレンチダックダウンのみ。原毛の採取から洗浄・加工、そして最も大事な仕分け工程まで厳格な基準を設けて生産しており、スマートシルエットでありつつ十分な保温力を発揮する一着である。
3. Bacon ■ モードな洒落感のみならず圧倒的な実用性も兼備 イタリアはミラノにおいて2008年にスタートしたベーコン。ドルチェ&ガッバーナやマックス マーラ等で経験を積んだデザイナーが専属にて製作を手掛けており、機能性と同時にファッション性の高さでも信頼を獲得している。 写真の新作はタウンウエアとして使いやすいショートレングスのモデル。変則的なフォルムのダウンパックを組み込んでおり、独自のボリューム感に加え幾何学的なルックスが、スポーツダウンとは一線を画す洒落感をアピールする。肉厚のダウンパックには750フィルパワーの高品質なホワイトダウンを使用しており、極めて軽く抜群の保温性を備えている。 また、高さのある襟に加えチン(顎)ガードも添えており、着るだけで個性的な雰囲気を出せるところもポイント。今風の太めのパンツに合わせてメリハリあるスタイルを楽しむのに最適な一着だ。