【ボート】徳山G1 中島孝平がリズム良く予選通過を狙う
「徳山クラウン争奪戦・G1」(26日、徳山) 予選は3日目を終え、得点率争いは拮抗(きっこう)。首位には丸野一樹(滋賀)と峰竜太(佐賀)が同率で並んだ。3位タイには中島孝平(44)=福井・84期・A1=を含め、原田篤志(山口)、白井英治(山口)の地元勢と田村隆信(徳島)が並ぶ大混戦。予選最終日の27日は、最後まで目が離せない熱戦が続く。 中島は3日目3R、3コースからコンマ02のフルショットで強襲。1Mでイン田村の抵抗にあったが、1周2Mを鋭く差し抜け2着に食い込んだ。「行き足がいいのでSも連れて行ってくれる感じ。足は全部いい」と上機嫌。手にした31号機の好仕上がりを存分に見せつけた。 「僕の中で、もやもやした感じはあった」と今年は意外にも優勝がなく、G1での優出もなし。SGは2冠、G1も8冠を誇る福井の猛者にとっては満足いく内容ではなかったが、近況は前走の福岡一般戦で優出するなど、明るい兆しは見えた。「ここ数節は何となくレースができている感じはします」と自身のリズムも上昇中。頼もしい相棒を携え、まずはベスト18入りに集中する。