日本代表トレーニング施設で崩落事故 けが人はなし 完成からわずか5年 当面は利用見合わせ
独立行政法人日本スポーツ振興センターは14日、各競技の日本代表選手らがトレーニングする施設で崩落事故が発生したと発表しました。 新キャプテンに指名された男子バスケ比江島慎選手 崩落事故が起きた施設は東京・北区にある味の素ナショナルトレーニングセンターの屋内トレーニングセンター・イースト。トップアスリート向け専用利用施設として2019年6月に完成し、水泳や卓球、フェンシングなどの練習場が完備。パリ五輪へ向けても、日本代表選手らがトレーニングで利用していました。 事故はこの日の午後1時過ぎ、1階エントランス部分にて壁が崩落。同施設は1日平均700人が利用していますが、今回の事故によるけが人はいないということです。 今回の事故を受け日本スポーツ振興センターは、利用者の安全確保に必要な対策措置を講じるまでの間施設の利用を見合わせると発表。今後は外部有識者と崩落事故調査チームを立ち上げ、速やかに事故原因の究明を行うとしています。