震度6弱、寺で墓石倒れるなどの被害 愛媛・愛南町
日テレNEWS NNN
17日夜、愛媛県と高知県で最大震度6弱を観測する地震がありました。一夜明けて被害の状況が少しずつ明らかになってきました。愛南町から中継です。 【今こそ知りたい!】過去にも大地震…豊後水道エリア 南海トラフに「直接影響」は否定 “境界”でなく“プレート内部”で発生 ◇ 今、震度6弱を観測した愛南町御荘の延命寺に来ています。境内を見ると、お墓が一部壊れています。そして奥に進むと墓石がひっくり返り、散乱しています。17日の地震の大きさが分かります。 17日午後11時14分ごろ、豊後水道を震源とするマグニチュード6.6の地震がありました。 愛媛県内では愛南町で震度6弱を観測したほか、宇和島市で震度5強、八幡浜市や大洲市などで震度5弱を観測しました。 四国電力によりますと、伊方原発では運転中の3号機で、発電機の出力がおよそ2%低下しましたが、運転に影響はないということです。 地震から、一夜明けて被害の状況も明らかになってきました。 宇和島市の飲食店では、およそ300枚の食器が棚から落ちて床に散乱するなどし、朝から店主らが後片づけに追われていました。 愛媛県によりますと、これまでに地震の影響で、松山市や宇和島市などで、あわせて5人がケガをしましたが、全員軽傷だということです。