近藤真彦が着る、“ちょいギラリ”なオトコのスタイル PART 2
── 日本で見た鈴鹿グランプリとは客層が全然違いましたね。鈴鹿はF1オタクなオジサンばっかりだったので(笑)。 近藤 そこなんだよね。僕たちもモータースポーツの楽しさをもっと多くの人に伝えていきたいし、もっとエンタテインメントにしていかなくち ゃ。だから、今年の日本レースプロモーションが掲げているコンセプトは、「ヒューマンモータースポーツ」なんです。ドライバーやメカニックエンジニア、一人ひとりのストーリーにスポットを当てて、もっとそれぞれの個性や人間模様を紹介できたら、幅広い人たちに興味を持ってもらえるんじゃないかと思っているんです。 今年から女性ドライバーも加入するし、メカニックエンジニアにもどんどん女性が進出しています。それに、7月のスーパーフォーミュラ富士大会は、女性ドライバー限定のプロレースシリーズ「KYOJO CUP」との共催なんです。大観衆の前で走ると女性ドライバーたちも燃えるだろうし、新たなファンが増えるきっかけになればと思っています。“男の世界”というモータースポーツのイメージをどんどん変えていきたいですね。
● 近藤真彦
1964年神奈川県生まれ。1979年『3年B組金八先生』でデビュー。翌年『スニーカーぶる~す』で歌手デビュー以降、『ギンギラギンにさりげなく』や『ミッドナイトシャッフル』など数多くのヒット曲をリリース。1987年『愚か者』で第29回日本レコード大賞・大賞を受賞。2010年第52回日本レコード大賞・最優秀歌唱賞を受賞。 モータースポーツの世界では、1984年の富士フレッシュマンレースでデビュー以来、1988年から1993年まで全日本F3選手権シリーズに参戦。1994年にはル・マン24時間レースにポルシェ・962Cで初参戦。同年全日本GT選手権のGT1クラスにポルシェ・962で参戦し、ポール・トゥ・ウィンで初優勝。以降全日本F3000選手権~フォーミュラ・ニッポンに参戦。数々の記録を残す。 現在はレーシングチーム「KONDO RACING」のチーム監督として、全日本スーパーフォーミュラ選手権やSUPER GT GT500/GT300に参戦。2023年からは、全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催する日本レースプロモーション取締役会長に就任。 還暦を迎える今年は、歌手活動の集大成として全国を巡るコンサートツアーを決行し、60歳の誕生日当日には「日本武道館 Thank you veryマッチ-60th Aniversary 2024.7.19」が控えている。 ※掲載商品はすべて税込み価格です 主演/近藤真彦 写真/前田 晃 スタイリスト/石川英治(TRS) ヘアメイク/GONTA 文/大塚綾子 編集/高橋 大(Web LEON)