国学院大、3冠へ崖っぷち…青学大から5分25秒遅れの8位…ネット「やっぱり箱根は 出雲、全日本とは別物なのか」【箱根駅伝】
◇2日 箱根駅伝・往路 史上6校目の大学駅伝3冠に王手をかけている国学院大は、5時間25分26秒で6位。優勝争いのライバルで往路優勝した青学大からは5分25秒遅れとなった。コース変更された2006年以降で復路での逆転優勝は6例。今大会の国学院大が逆転するには各区間で1分以上も差を詰めなければならず、崖っぷちに追い込まれた。 ◆“山の名探偵”、早大・工藤慎作が出走直前に決意のポスト【写真】 今大会は国学院大、青学大、駒大の”3強”との前評判だったが、ふたを開けてみれば大きな差がついた。”3強”の一角だった駒大はトップの青学大と3分16秒差の4位で、こちらもデータ的に厳しい状況となっている。 X(旧ツイッター)では「青学強すぎ 今年度の大学駅伝日本一の國學院に圧勝か」「駒澤も國學院もこんなに遅れてたらもう青学ぶっちぎり確定じゃん」「やっぱり箱根は 出雲、全日本とは別物なのか 5分26秒はきついな」「国学院はちょっとしんどい展開…」などと意見が飛びかった。 国学院大は1区・野中恒亨(2年・浜松工)が区間6位でまとめ上々のスタートも、2区(23・4キロ)で起用されたエース平林清澄(4年・美方)は1時間6分38秒でまとめたが、区間新3人という超ハイレベルなレース展開の中では区間8位と伸ばしきれず。2~5区はいずれも個人順位で青学大を下回るなど苦戦した。 前田康弘監督はレース前、往路で良い位置につけ、復路で仕留める青写真を描いていたが、厳しい状況に追い込まれた。
中日スポーツ