忘年会やクリパの季節。マナーの基本ができていなくて相手をムッとさせているかも?自分が幹事になったとき&招待されたときに気をつけたい【パーティー心得】
忘年会や送別会、打ち上げなど、自分がホストになって会社の仲間や友人たちをもてなす小さなパーティーを開催することがあります。親しい間柄だといえども、パーティーの席で何か失礼があっては残念です。主にホスト側のうっかり失礼になる振る舞いについて、(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田先生にうかがいました。 【画像】意外とやってる!お箸のマナー5大違反「あなたは大丈夫?」 【 気品を身につけるシンプルな教え #84 ちょっとしたパーティー編 】
ちょっとしたパーティーであってもテーマを決めていますか?
テーマを決めておかないと、ゲストも参加する際のイメージが浮かびません。今のシーズンであれば、『クリスマスパーティー』や『慰労会』、『忘年会』など、会の目的を明確に。ゲストにテーマをお伝えすれば、当日の服装選びの参考になり、会全体の一体感も生まれやすくなります。より一層パーティーの雰囲気が盛り上がり、楽しめるでしょう。 さらに、ホスト側はテーマが決まればレストランの選択、ホームパーティーであれば料理の提供に工夫ができます。
ご案内や招待状の通知は1ヵ月前、遅くとも2週間前に!
小規模なパーティーや忘年会であっても、ホスト側はご案内状や招待状を作成し、開催の目的や日時、会場、費用、ドレスコードなどを記して伝えましょう。メールでもかまいませんが、必要に応じて、対面・口頭の両方で伝えておくと親切ですね。 開催の1ヵ月前に日程などの案内ができるように準備し、遅くとも2週間前には案内状やメールを出すようにしましょう。
参加者にはアレルギーの有無を事前に聞いていますか?
ホスト側は、出席者を把握しておくことがとても重要です。ちょっとしたパーティーであっても、メニューを決めるために食材アレルギー等の食べられないものについて必ず事前に確認しておきます。 できれば、ゲストの方の趣味や嗜好等についてもリサーチしておけば、苦手なものを用意することはありません。 特に海外の方が参加する場合には宗教上の理由による食べてはいけないものがあるので、宗教による食材のタブーと、生命に係わる食材のアレルギーについては、ホストとして細心の注意を払って準備をします。