えっ、フランスパン…!? 思わず二度見した大阪・梅田の駅ナカ店カレー、食べてみた
先日、阪急電鉄「大阪梅田駅」(大阪市北区)のホームを歩いていたとき、駅ナカにあるカレー店のメニュー「カレーパン」がふと目に入った。パンのなかにカレーが入ったものではなく、なんとカットされたパンにカレールーがかかっているではないか。 【写真】店内の窓側の席からは阪急電車や駅の様子がよく見えると人気 この斬新なカレーパンを提供しているのは、今年4月に同駅ホーム内にオープンした「たちまちカレー」。メニューをよく見ると、「白飯」「スパゲッティ」「パン」の3種類が主食として用意されているようだ。 筆者は関西で生まれ育っているので、大阪の老舗カレー店「インデアンカレー』などでも提供されている「スパゲッティにカレーがかかっているもの」には違和感がなかったが、さすがに「パンにカレーがかかったもの」は30数年生きてきたなかでも初めて見た。なぜパンを採用しているのか、またそれに対する反響や味についてなど、同店の店長さんを直撃した。
「自然と選択肢に入れてました」反応に店長驚き
その店名の通り、食券を購入するとたちまちカレーが提供され、移動の合間にサクッと食事ができると働く大人たちから支持されている同店。トッピングなしのカレーライスであれば30秒以内に出てくるのが売りで、忙しい現代人にはありがたい存在だ。 さっそく、なぜ皿で食べるカレーのお供としてパンを採用したのか店長の小林栄樹さんに尋ねると、「パンって普通の主食なので、自然と選択肢に入れていました。正直これが意外に思われるとは思わなかった」と、変わり種として入れたわけではないのだそう。 確かに関西はパンの消費量全国トップクラスで、「明日のパン」という慣用句があるくらいパンは超身近な存在ではある。しかしカレールーにパンをつけることはあっても、パンに直接カレールーをかけることはないような・・・。 ネット上でも同商品について議論が起こっているようで、「これはカレーパンなのか!?」「パンカレーやん」「自分が知ってるカレーパンとちゃう」などと声が上がっており、食へのこだわりが強い関西人から注目を集めているようだ。