女子体操界の挑戦者【杉原愛子】の、爽やかで上品見えする大人の夏デニムスタイル!
3大会連続の五輪出場を目指すために、約1年離れていた競技活動を再開した杉原愛子。僅差で代表入りは逃したが、かつてない挑戦が注目を集めた。体操の普及活動にも力を注ぐ女子体操の立役者が、大人なデニムスタイルで登場!
ベスト2万円(バナナ・リパブリック)、Tシャツ1万7600円(マザー/リトルリーグ インク)、デニムパンツ2万8600円(アッパーハイツ/ゲストリスト)、ブレスレット17万1600円(e.m./e.m. 青山店)
センタークリース入りのワイドデニムにストライプ柄ベストを合わせ、品よく着こなしてくれた杉原愛子。
「普段はかなりカジュアルなので、自分に似合うか不安でしたが、素敵にコーディネートしていただけて新鮮でした。ワクワクする感覚が“今、私、女の子になれている”という感じで楽しかった(笑)」
代表復帰への挑戦が話題を集めたが、その一方で、会社を設立して体操普及のためのイベントなどの運営に力を注ぎ、ジュニアの育成も視野に入れて活動中。競技を続けながら指導者の道も歩みはじめるなど、体操界に新風を吹き込む存在だ。
「体操の楽しさを広めて、メジャースポーツにしたいという思いが強いんです。SNSなどを通じて発信をするだけでなく、体操にもフィギュアスケートのようなエンタメとスポーツを融合したショーがあってもいいと思い、その実現を目指しています。体操界で新しい道を切り開いて、次世代の子たちのロールモデルになれるようなことをしていきたい」
体操選手 杉原愛子 AIKO SUGIHARA
1999年、大阪府生まれ。平均台やゆかを得意とし、2016年のリオデジャネイロ五輪、2020年東京五輪の2大会に連続出場。2017年の世界体操競技選手権では、平均台で足持ち2回ターンを成功させ、新技として自身の名前"SUGIHARA"と命名された。パリは僅差で代表入りを逃したが、補欠として帯同する。 ※雑誌『Safari』9月号より