【カペラS】3歳チカッパがJRA重賞初制覇へ坂路で52秒2 中竹調教師「心身ともに充実している」
◆第17回カペラS・G3(12月8日、中山競馬場・ダート1200メートル)追い切り=12月4日、栗東トレセン 【データで見る】チカッパの血統、戦績 今年のJBCスプリント(佐賀)で2着のチカッパ(牡3歳、栗東・中竹和也厩舎、父リアルスティール)は坂路を52秒2―13秒2。パワフルな脚さばきで駆け上がった。「前半は折り合いもついていましたし、大人になってきたかなと思います。精神面も良くなって心身ともに充実している」と中竹調教師はうなずいた。 JRA重賞初挑戦だが、北海道スプリントC、東京盃と交流重賞を2勝。前走もG1級2着と、このメンバーでも力は上位だが、今回はテイエムトッキュウと並んでメンバー最重量の別定58キロ。「58キロがひとつのテーマになると思います」とトレーナーは課題を挙げた。
報知新聞社