J2降格決定のサガン鳥栖が快勝締め 完敗のジュビロ磐田も降格決定
◆明治安田J1リーグ最終節 鳥栖3―0磐田(8日、駅前不動産スタジアム) 来季のJ2降格が決まっているサガン鳥栖が2試合連続の複数得点で快勝し、10勝5分け23敗の勝ち点35、20位で終えた。敗れた磐田は18位でのJ2降格が決まった。 ■「自前で建てたんすごすぎる」長崎新スタにサポーター驚がく「かっこよすぎるぞ…唖然」【写真複数】 前節名古屋に3―0で勝利した鳥栖は、残留へ勝つしかなかった磐田の攻勢をしのぐと、前半16分に中原輝のスルーパスに反応した富樫敬真が、冷静に決めて先制した。同30分には中原のスルーパスにマルセロヒアンが合わせて追加点。後半15分には前線からのプレスでこぼれた球をマルセロヒアンが押し込んだ。 初昇格した2012年からJ1に残留し続けていた鳥栖は今季序盤から低迷し、夏に川井健太監督を成績不振で解任。同時期に主力の多くが移籍して立て直しに苦労し、10月19日の京都戦で敗戦した後に降格が決まった。残留争いの重圧から解放されると攻守ともに躍動、優勝争いをしていた町田に勝利するなど、降格後の4試合を3勝1敗で終えた。 (記録は速報値)
西日本新聞社