ナイキ ランニング メディア キャンプ 2023が開催! 明かされたナイキ ランニングの最新テクノロジーとは
名城大チームがペーサーを務めるランニングセッション
今回のメディア キャンプには、10月に開催された全日本大学女子駅伝で7連覇を達成した名城大学女子駅伝部(米田勝朗監督、谷本七星選手、米澤奈々香選手)がゲストに!
競技場を利用したランニングセッションでは、名城大チームがウォーミングアップをリードしてくれただけでなく、
800m走のペーサーを谷本選手と米澤選手が務め、
米田監督がタイムを読み上げてくれた。なんとも贅沢な空間である。
ペースごとに4組に分けられた800m走。筆者は1キロ4分ペースを選択。贅沢ペーサーと「アルファフライ 2」のおかげで、気持ちよく走ることができた!
名城大学駅伝部の強さの理由とは
夜の部は名城大チームによるトークセッション。監督、選手たちは、全日本大学女子駅伝で史上初の7連覇を達成した強さの理由が、どこにあると考えているのだろうか。
「創部11年目で初めて優勝できたのですが、私がすべてを管理してコントロールするやり方では、名城大学から世界で戦える選手が出てこないのではないかと思い、指導方法を180度変えたんです。できる限り指示を出さずに、学生たちが自分たちで勝ちたい、強くなりたいと思えるようなチームを目指しました。2度目の優勝までは12年かかりましたが、その間にいろいろな方たちの助けを得ながら成長し、自主性がありながらも崩れない、選手たちが自分で自分の心に火をつけられるチームになったのかなと思います」(米田監督)
「メリハリがあるところが強さの理由なのかなと強く感じています。普段は寮で共同生活を送っていて、練習以外の時間はみんなで楽しく仲良く過ごしていますが、練習になったら切り替えて、ピリッとした空気の中で練習ができるのが、名城の強みだと思います。またレベルの高い選手が多く、自然と高いレベルで練習ができるのもポイントかもしれません」(米澤)
「名城は駅伝力が凄くあるなと思っています。個人戦は自分のために頑張る、駅伝はチームのために頑張るもの。名城は誰かのために頑張るのが好きだったり、得意だったりする人が多い集団なのかなと。 たとえば10人がエントリーされる駅伝の場合、チームの半分以上の選手がエントリーから漏れることになります。そのとき、外れたメンバーが、悔しい思いがあっても、どうやったらチームに貢献できるのか、チームを優勝させるために自分には何ができるのかというのを、心の底から考えて行動に移せる。それが名城の駅伝力の高さで、結果に繋がっているのかなと思います」(谷本)