ゲッターズ飯田が7万人以上を占ってきてわかった「運がよくなる最強の一言」
ゲッターズ飯田/約28年間で7万人以上を占ってきた実績から、独自の「五星三心占い」を編み出し、「芸能界最強の占い師」として知られる 【写真】安田美沙子さんが明かす「私の開運術」
「わたしは運がいい」
僕はこれまで、約28年間で7万人以上を占ってきました。浮き沈みの激しい世の中で、大成功を収めた人、人気の絶頂にある人、逆に、再起をかけてなにか新しいことに取り組もうとしている人など、いろいろな状況の人と出会ってきました。 そのなかで、運を味方につけて人生がうまくいく人と、そうでない人とで、口にする言葉に違いがあることに気がついたのです。 こう話すのは占い師のゲッターズ飯田さんだ。飯田さんは独自の占い術を編み出し、「芸能界最強の占い師」として、数多くのファンを持つ。そんな彼が数多くの成功者に共通する言葉遣いを紹介した『ゲッターズ飯田の運がよくなる口ぐせ』(プレジデント社)が大きな話題を呼んでいる。 早速、「最強の一言」をお教えしましょう。 それは、 「わたしは運がいい」 これに尽きます。 どういうことか、理由を説明していきますね。 そもそも、僕は占いにおいて、「無償で占う」というスタンスを大事にしています。 僕は、占いは統計だと考えていて、とにかくたくさんの人の運気を鑑定することが、占いの精度の向上につながります。 もし占いそのものでお金をもらうとなると、「占いにお金を出す人」しか占うことができず、データが偏ってしまいます。無償だからこそ、老若男女、多種多様な人々を占うことができるのです。 占いをするときは、まず生年月日と名前をノートに書いてもらい、占いの計算をして、手相も確認したのち、総合的な鑑定結果をお伝えします。 そして、いま直面している悩みや課題をお聞きし、そのことに対する性格的な向き不向きや、中長期での運気の流れなどを、じっくりと時間をかけてお話ししていきます。
「運」としか言いようのないこと
成功をつかんだ人、人生がうまくいっている人は、その対話のなかで先ほどの言葉―「わたしは運がいい」―を口にするのです。なぜ、彼ら彼女らはみな共通して「自分は運がいい」と言うのでしょうか? 人生のほとんどのことは、その人の持っている実力、積み重ねてきた努力がものを言います。たしかな力のある人のもとに、人も、お金も集まってくるものです。 ところが―全員が同じだけ努力をしても、どこか差が出てくる。どんなに一生懸命頑張っても結果が出なかったり、裏目に出てしまったりすることがあります。 世の中には、人生には、「運」が働くときがあります。もちろん、個人個人の才能の差もあるのでしょうが、「運」としか言いようのないことがあるのもまた、事実です。 つまり、できる限りの努力を積み重ね、力をつけて頑張ってきた人ほど、それでもコントロールしきれない「運」というものがあること、そしてそれが人生を左右するということを、はっきり認識しているのです。 逆はどうでしょうか。 「わたしは運が悪いんです」「いままで運がよかったことがない」「最近、全然いいことがなくて」……。 占いの鑑定結果をお伝えする前、なんなら、僕と目が合った瞬間からこんなことを言う人が、ときどきいます。でも、実際に占ってみると、生まれつき運が悪いわけではないし、運気が低迷している時期でもない。 その人自身が「運が悪い」と勝手に決めつけて、思い込んでいるだけなのです。 実際に、このように「運が悪い」とばかり言っている人には、「運がいい」出来事は起こらないでしょう。