ゲッターズ飯田が7万人以上を占ってきてわかった「運がよくなる最強の一言」
言葉ひとつで人生は変わる
逆に、いつも「運がいい」と言っている人がいれば、「この人にはなにがあるんだろう?」「自分も一緒に運の波に乗れるかも」と、ポジティブな興味をもって近づきたくなるのが人というものです。人が集まれば情報も集まり、前向きに人生を切り拓いていくことができます。 「運が悪い」という言葉には、もうひとつ大きな問題点があります。人は普段、ものごとを誰かの責任にするとき「◯◯が悪い」と表現します。 「あの人が悪い」「旦那が悪い」「会社が悪い」「国が悪い」……。 これと同様で、「運が悪い」という言葉は、起きた悪い出来事を「運のせい」にしているということになります。 運のせいにする人に、運は味方するでしょうか? 「運が悪い」と口にする人は、本心では「だから運がよくなりたい」という願いを持っているのだと思います。それなのに、自分で「運が悪い」と言うことで、気づかないうちに運を遠ざけてしまっているのです。 よくない出来事が起こると「運が悪いから」。そんなふうに言う人ではなく、自分の成功は「運がよかったから」と言える人のもとに、運は集まってくるのです。 運をよくしようと思ったら、自分を導くための言葉がけが大切です。「わたしは運がいい」もその一つ。本書では、僕がこれまで7万人以上の人と出会ってきて見つけた、「運がよくなる口ぐせ」を紹介しています。 言葉ひとつで人生は変わるもの。前向きな言葉、いい言葉を選び、使い続けるだけで、人生は簡単に好転します。 あなたの人生に幸運がやってきますように。 「週刊現代」2024年12月28・2025年1月4日号より
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