イスラエル軍が発表“ヒズボラ資金供給元標的に空爆始める” ベイルート空港近くで複数の爆発確認
日テレNEWS NNN
イスラエル軍は20日、レバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」について資金供給元を標的に空爆を始めると発表しました。その後、首都ベイルートの空港近くで複数の爆発が確認されています。 20日夜、レバノンのベイルート国際空港のすぐ近くで複数の爆発が確認されました。 これに先立ち、イスラエル軍のハガリ報道官はベイルートやレバノン各地の「ヒズボラのテロ活動に資金を供給している場所」へ空爆を行うとして、住民に避難を呼びかけていました。 イスラエル軍は、レバノン南部での地上作戦でも、これまでにおよそ60人のヒズボラ戦闘員を殺害したなどと戦果を強調しています。 こうした中、イスラエルのネタニヤフ首相とアメリカ大統領選挙で共和党候補のトランプ前大統領が19日、電話会談しました。 トランプ氏は20日、記者団に対し、「時々電話を受ける。私の意見が知りたいのだろう」と、 自身がバイデン政権よりも信頼されているとアピールした上で、イランによる大規模ミサイル攻撃へのイスラエルの報復について、「考えを聞かれたので『やるべきことをやれ』と伝えた」と話しました。