5日にかけて強い寒気が入り局地的に積乱雲が発達 新潟県内は“大雨警報”発表の可能性も 7日(土)以降は平地でも雪?【9日(月)までの雨と雪のシミュレーション・4日午後5時半更新】
北陸地方の上空およそ5500メートルには5日にかけて氷点下27度以下の強い寒気が流れ込む見込みです。新潟県内は大気の状態が非常に不安定となり、局地的に積乱雲が発達する見込みで、新潟地方気象台は5日にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼び掛けています。 【画像】9日(月)まで新潟県内の雨・雪シミュレーション(3時間ごと) 気象台は、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は建物内に移動するなど安全確保に努めるほか、ひょうが降る恐れもあるため、農作物などの管理にも注意が必要です。 また雨脚が強まる所もある見込みで、気象台は、5日は中越と下越で大雨警報を発表する可能性があるとしているほか、6日は県内全域で大雨警報を発表する可能性があるとしています。 7日(土)から8日(日)は、強い寒気が流れ込んで、さらに冬型の気圧配置が強まる見込みです。そのため北海道や東北の日本海側、北陸などを中心に荒れた天気となり、降雪量が多くなる恐れもあるということです。その後、週明け10日(火)~11日(水)にも冬型の気圧配置が強まる見込みです。 今後の雨と雪のシミュレーションを見ると、7日(土)から8日(日)は山沿いから平地へと次第に雪の範囲が広がりそうです。今後の気象情報に注意してお過ごしください。
新潟放送