浦添市経塚の市道沿いが幻想的に 8万個のイルミネーション輝く 地域みんなで演出し20年目
【浦添】浦添市の経塚ゆいまーるセンター前で14日、イルミネーションの点灯式があり、約400メートルの市道沿いを彩る色鮮やかな8万個の電飾が一斉に点灯した。地域住民が続けていて今年20年目。優しく温かい光が街を包んでいる。25日まで。 【写真】沖縄最大級のイルミネーションイベント、沖縄市のこどもの国で始まる 「子どもたちに夢と希望を与えたい」との思いで実行委員会が立ち上がり、2005年に始まった。経塚自治会のOB会などが飾り付けを担い、個人宅も電飾で彩るなど地域を挙げて幻想的な空間を演出している。 上原秀昭実行委員長(80)は「12月の一大イベントを20年間続けられたのは自治会の会員みんなの力。若い人も一緒になり、団結心や協力の心が生まれている。これからも続けたい」と話した。 点灯式では、てだこ保育園の園児やゆいまーるセンターを利用する児童生徒らがダンスや歌を披露し、沢岻小学校金管バンド部が多彩な演奏で盛り上げた。(浦添西原担当・新垣玲央)