青森市の知られざる魅力が盛りだくさん! JAL客室乗務員が教えます、浅虫っていったいどんな場所?
全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。 【画像】青い森鉄道 浅虫温泉駅 今回お話を聞いたのは、青森で浅虫の魅力発信に携わるJALふるさとアンバサダーの三浦希実子さん。 ――取り組みについて教えてください。 JAL青森支店は青森の冬を盛り上げる・冬活会議に参加しています。そのつながりでお会いした「MOSPAあさむし」の鷲野さまのご紹介で青森県青森市にある浅虫の隠れた魅力をご案内いたします。 温泉・郷土料理・アクティビティなど旅に求めるものが揃っている浅虫! 青森駅から青い森鉄道に乗り23分で浅虫温泉駅に到着します。三沢空港から青森へ入る場合はJAL MaaSを使うとお得で便利です! ――浅虫ではどのような体験ができますか。 南部屋・海鮮閣(なんぶや・かいせんかく)では最上階の展望浴場から見える陸奥湾と湯ノ島、夕日を眺めながらゆっくりと温泉につかることができます。 ねぶたダイニング龍王では、会席料理とデザートビュッフェを楽しみながら津軽の三味線・民謡・手踊りを観覧し、最後にねぶた囃子のなかで跳人を体験することができます。体験したあとは跳人や囃子隊の皆さまと龍王の前で記念撮影ができます。 浅虫地域の各お宿にはねぶたアートが飾られています。ねぶた師がこのプロジェクトのために制作したオリジナルねぶたをぜひお楽しみください。 ――そのほかのお勧めスポットを教えてください。 椿館ではチェックインの際に棟方志功の作品が飾られたギャラリーで、女将の蛯名さんが抹茶を点ててお出迎えしてくれます。お茶菓子には浅虫銘菓のめらしっ子をいただきました。 各お部屋には椿の名前が付けられており、お部屋に合わせて1点1点異なる棟方志功の作品が飾られております。女将のこだわりで、1部屋限定の茶室が付いた特別客室もあります。お食事は庭園を眺めながら青森の山海、旬の食材を使った会席料理をお楽しみいただけます。 ――旅行者に向けてメッセージをお願いします。 一度訪れるとその魅力にはまり何度も訪れたくなる場所、それが浅虫です。 今回紹介したスポットのほかには、3種類のホタルを見ることができる浅虫ほたる湖や、定期的に入れ替えがあるオリジナルクラフトビールのお店蛍火醸造(けいかじょうぞう)、ギャラリーとショップにカフェがついている浅虫コリドー、夏は行列が続く新鮮なほたてが食べられる正立食堂、イルカショーが大人気の浅虫水族館、夕日と湯ノ島が写真に映えるサンセットビーチあさむしなど、多くのにぎわいスポットがあります。 青森を訪れた際にはぜひ余すところなく浅虫を堪能していただきたいと思います。
トラベル Watch,編集部