【高校サッカー】山形県勢18大会連続初戦敗退…東海大山形が松山北に0-1…五十嵐監督「相手の守備も堅かったしうちの選手たちも硬かった」
◆第103回全国高校サッカー選手権▽1回戦 松山北1―0東海大山形(29日、U等々力) 東海大山形(山形)は松山北(愛媛)に0―1で敗れた。 試合終了のホイッスルが鳴り、東海大山形イレブンは次々にグラウンド上に倒れ込んだ。 前半は自在にボールを動かしてチャンスをつくったが後半18分に先制された。その後も必死にゴールに迫ったが、あと一歩届かなかった。五十嵐直史監督は「相手の守備も堅かったし、うちの選手たちも硬かった」と唇をかんだ。 MF寺沼世藍(3年)は「全国大会なので背負うものが大きかった」と左手にベンチ入りできなかった選手の名前が書かれたバンテージを巻いて臨んだ。自身は3本のシュートを放つも無得点に終わり「自分が決めていればというシーンもあった」と振り返った。 10大会ぶり2度目の挑戦は涙で終わり、山形県勢は18大会連続で初戦敗退。それでも五十嵐監督は「この舞台に連れてきてくれた選手たちには感謝しかない」と健闘をたたえた。 (太田 和樹) ◆山形県勢18大会連続初戦敗退 東海大山形が0―1で松山北に敗れ、山形県勢は07年度の羽黒から18大会連続で初戦敗退となった。連続初戦敗退が18大会はワーストを更新。次いで14大会で島根(89~02年度)、13大会で秋田(05~17年度)、10大会で和歌山(11~20年度)、沖縄(77~86年度)となっている。(記録はすべて首都圏開催以降)。
報知新聞社