ザークツィーとの交渉が停滞のミラン、ローマのエイブラハムに獲得オファーか
ミランはボローニャに所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーの獲得に動いているが、交渉が停滞している。そこで、ローマのタミー・エイブラハムにターゲットを変える可能性があるという。イタリア『Tuttosport』が報じている。 【 動画|エイブラハムがゴール! 試合ハイライト】ナポリ vs ASローマ 23/24シーズン セリエA 第34節 ミランはザークツィーの契約解除金である4000万ユーロ(約68億円)をボローニャに支払う用意があり、ザークツィー本人との契約も大筋合意に達していると報じられている。しかし、ザークツィーの代理人を務めるキア・ジョーラブシアン氏は1500万ユーロ(約25億円)の手数料を求めており、ミランはその高額な手数料に難色を示し、交渉が停滞している。 そこで代替案となるのが、来シーズンのダニエレ・デ・ロッシ監督の構想に入っていないとされる、ローマのエイブラハムのようだ。ローマはエイブラハムの移籍金として2500万ユーロ(約42億円)要求するするようで、その額はザークツィーよりも安価な金額となる。また450万ユーロ(約7億6000万円)の年俸も交渉の弊害にはならないとされている。 またイタリアメディア『Calciomercato.com』は、ザークツィーは依然としてミランのトップターゲットであると報じており、ジョーラブシアン氏と辛抱強く交渉を続け、お互いの妥協点を見つけるだろうとしている。 しかし、イギリス『Sky Sports』はマンチェスター・ユナイテッドが、4000万ユーロの契約解除金を支払う準備をしていると伝えており、ミラン移籍が濃厚と見られていた中、プレミアリーグ移籍の可能性も出てきたようだ。
SPOTV NEWS