産後に「愛情が低迷」する夫婦と「回復」する夫婦の差とは?カギとなる「パパの関わり方」4つのポイントを紹介!
また、イライラしていたり、怒っているときには、「どうしたの?」と、その理由を質問することで、相手の感情を理解しようとする姿勢を示すことができます。また、相手が話をしているときに、「なるほど」、「そうなんだ」と言いながら頷いたり、目を見て話を聞くことで、相手の感情に共感していることを示すことができます。 相手の感情に共感することで、お互いが安心して本音を話し合うことができる環境を作ることができます。感情に共感するためには、相手の話をじっくりと聞くことや、相手の立場に立って考えることが大切です。また、相手の話を聞いた感想や自分の感情も素直に表現することで、相手も自分の感情を打ち明けやすくなることがあります。
パートナーの話を聞いて、相手の感情を理解して共感の気持ちを伝えることができたら、そのあとに「一緒に頑張ろう」と励ましの言葉をかけたり、「どうしたら解決できるか一緒に考えよう」と解決方法の提案や具体的なアドバイスをするといいですし、「一緒に」という姿勢が大切です。 「相手の感情を理解して共感」というときに同感や感情移入ができないときもあると思います。「ママに共感してほしいと言われてもなかなかうまくできません」というパパもいます。「相手の感情を理解して共感」は共感的理解と言い換えることができます。共感的理解には同感や感情移入は不要です。「自分は同じ考えではないけれど、あなたはそのように感じているのですね」と理解することです。同感も感情移入もできないけれど、「あなたがそのように感じていることは理解できます」と共感の気持ちを相手に伝えることができます。
例えば、「産後に赤ちゃんの夜泣きの対応で寝不足がつらい」という話を聞いたときに、自分がその経験をしていないと同感や感情移入は難しいですが、「共感的理解」をして、相手のつらいという感情を理解した上で、「それはつらいね」と共感する気持ちを伝えられます。 そのあとに「今日から自分も一緒に夜泣きの対応をするね」といった解決方法を提案するといいと思います。そこでパパも産後の赤ちゃんの夜泣きを経験することで、同感や感情移入をすることができ、さらに共感を深めることに繋がるでしょう。
■授乳以外はパパでもできる 産後の赤ちゃんのお世話で、パパは「母乳を直接授乳すること以外」はママと同じことができます。「夜泣きの大変さ」、「沐浴を一人でする大変さ」や「授乳しているときの愛おしさ」、「赤ちゃんのかわいさ」、「赤ちゃんを抱っこしたときのぬくもり」、「赤ちゃんの日々の成長を感じる喜び」などをパパとママが一緒に経験することで、パートナーの話や感情に共感することができ、産後の夫婦円満につながっていきます。
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