門脇 麦「役を作るという感覚があまりない。多分、全部自分なんだと思います」
● 門脇 麦(かどわき・むぎ)
1992年、東京都生まれ。映画『愛の渦』(2014年)、『二重生活』(16年)、『止められるか、俺たちを』(18年)などで数々の映画賞を受賞。大河ドラマ「麒麟がくる」(20年)でヒロインを演じ、昨年はドラマ「リバーサルオーケストラ」(日本テレビ)、「ながたんと青とーいちかの料理帖ー」(WOWOW)、映画『ほつれる』で主演を努め、インバル・ピント演出の舞台『ねじまき鳥クロニクル』(村上春樹原作)で笠原メイ役を演じた。今年はドラマ「厨房のありす」(日本テレビ/日曜22:30)で自閉スペクトラム症の料理人、主人公のありすを演じ、5月28日から東京芸術劇場プレイハウスで上演される舞台『未来少年コナン』に出演中。
● 樋口毅宏(ひぐち・たけひろ)
1971年、東京都豊島区雑司が谷生まれ。出版社勤務の後、2009年『さらば雑司ケ谷』で作家デビュー。11年『民宿雪国』で第24回山本周五郎賞候補および第2回山田風太郎賞候補、12年『テロルのすべて』で第14回大藪春彦賞候補に。著書に『日本のセックス』『二十五の瞳』『愛される資格』『東京パパ友ラブストーリー』『大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた』など。妻は弁護士でタレントの三輪記子さん。最新刊『無法の世界』(KADOKAWA)が好評発売中。カバーイラストは江口寿史さん。現在雑誌『LEON』で連載小説「クワトロ・フォルマッジ-四人の殺し屋-」を執筆中。
■ 舞台『未来少年コナン』
『未来少年コナン』は、日本アニメーション制作により1978年に宮崎駿が初監督したアニメーションシリーズ。地震や津波などの自然災害や戦争、エネルギー問題などが物語に取り入れられており、現代の我々にも刺さるテーマを冒険活劇として表現し、子供から大人まで、老若男女問わず長きにわたり多くのファンに支持されている。この作品を舞台化するのは、日本ではミュージカル『100 万回生きたねこ』や村上春樹原作の『ねじまき鳥クロニクル』などを手掛け、その唯一無二の空間演出で観客を魅了し続けているインバル・ピント。そして、表現者として多様なジャンルで才能が光るダビッド・マンブッフが共に演出を担う。出演はコナン/加藤清史郎、ラナ/影山優佳、ジムシー/成河、モンスリー/門脇 麦、ダイス/宮尾俊太郎、レプカ/今井朋彦、おじい&ラオ博士/椎名桔平ほか。 期間/5月28日(火)~6月16日(日)東京芸術劇場プレイハウス、6/28(金)~6/30(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ 主催・企画制作/ホリプロ 文/井上真規子 写真/内田裕介(タイズブリック) スタイリング/渡邉惠子(KIND) ヘアメイク/伏屋陽子(ESPER) 編集/森本 泉(Web LEON)