【迷惑】「ボケーッ!」「バーカ!」駅員の対応に“撮り鉄”から罵声の嵐!?ルール違反や危険な行為は、外国人観光客も…罪に問われるケースもある相次ぐ迷惑行為に専門家提言「軽い刑になっているのを少し考えないといけない」
“撮り鉄”によるトラブルは、群馬でも―。 線路沿いに集まる人だかりのお目当ては、人気の電気機関車『ELぐんま』です。2024年11月23日、“ラストラン”が近づく『ELぐんま』の車内から撮影された映像には、走る列車を撮影しようと、たくさんの“撮り鉄”たちが線路沿いに集まっている様子が映っていました。
すると突然、列車が急停車。その脇には、線路内にまで侵入し、撮影をしている“撮り鉄”たちの姿がありました。走る列車の間際まで接近し、危険極まりない行為です。その後、猛ダッシュで逃げ去っていく様子も映っていました。 『JR東日本』によると、『ELぐんま』のラストランだった11月23・24日は、両日とも線路内への立ち入りがあり、緊急停車を行ったといいます。このような行為に対し、『JR東日本・高崎支社』の広報は「線路内に入るのは、大変危険なのでやめていただきたい。ルールを守って撮影をお願いします」と話しています。
“撮り鉄”の危険行為をめぐっては、罪を問われるケースも発生しています。2024年3月、SNS上で拡散された写真には、線路内に侵入し『特急やくも』の車両に抱き着いたりする様子が写っています。 警察は、鳥取県内の駅構内に正当な理由なく立ち入ったなどとして、『鉄道営業法違反』などの疑いで、兵庫県と神奈川県に住む10代の男子高校生2人を家庭裁判所に書類送致しました。2人は“撮り鉄仲間”で、いずれも容疑を認め、「反省している」といいます。 『JR西日本』の担当者は、「写真のような行為は、転落する可能性もあり、大変危険な行為。安全・安心な鉄道を運行するためにも、絶対にやめていただきたい」と話しています。
■外国人観光客による線路内侵入も問題に…専門家指摘「科料で軽い刑になっているので、少し考えないといけないかもしれません」
そして、線路での撮影は、外国人観光客の間でも問題になっています。 山梨県富士吉田市の富士急行線沿いで、踏切付近でカメラを向ける外国人観光客。その先には、雪化粧が美しい富士山が―。 すると、カメラを向けたまま線路内に侵入し、そのまま数分間、撮影を続けていました。周辺住民によると、特に富士山がきれいに見える朝方に、線路内に立ち入る外国人観光客が多いといいます。
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