【BCジュベナイルターフ】日本勢初挑戦のサトノカルナバルは好位から見せ場なく9着に敗退
◆ブリーダーズカップ・ジュベナイルターフ・G1(現地時間11月1日、米国デルマー競馬場・芝1600メートル) 【データで見る】サトノカルナバルの血統、戦績 1日、2日の2日間にわたる米国競馬の祭典が行われ、米国の2歳芝チャンピオン決定戦とされるマイル戦は、英国の女性騎手レイチェル・キング騎手が騎乗したサトノカルナバル(牡2歳、栗東・堀宣行厩舎、父キタサンブラック)が9着に終わった。勝ったのは、大外から強襲したライアン・ムーア騎手騎乗のアンリマティス(牡2歳、A・オブライエン厩舎、父ウートンバセット)で勝ち時計は1分34秒48(良)。 日本勢としては初挑戦のレース。1番枠発走の同馬は好スタートから先行グループに取りつき、終始インを回って直線を迎えたが、最後は馬群に飲み込まれた。 同馬は6月の新馬戦(東京・芝1600メートル)で7馬身差を付けるデビュー勝ち。2戦目の函館2歳Sで重賞初制覇を飾り、米国G1にチャレンジする道を選んだ。 2日間で14ものG1競走が開催されるブリーダーズカップで日本馬が勝利を挙げたのは、2021年フィリー&メアターフのラヴズオンリーユーが最初で、その後のディスタフに出走したマルシュロレーヌも同日に勝利を飾っている。
報知新聞社