福島県西会津町で24時間降雪量が51センチ 全国3番目 10日も会津中心に警報級の大雪
9日の福島県内は強い冬型の気圧配置や寒気が流れ込んだ影響で会津地方や中通りで断続的に雪が降った。福島地方気象台によると、福島県西会津町では午前9時までの24時間降雪量が51センチとなり、全国で3番目に多かった。住民らは朝から除雪作業に追われ、融雪溝が詰まる被害があった。 10日も会津地方を中心に警報級の大雪となり、浜通りと中通りでは雪を伴った強風となる恐れがある。気象台は県民に注意を呼びかけている。 JR東日本は大雪が見込まれる10日、只見線の会津川口―小出(新潟県魚沼市)駅間で始発から午後4時ごろまで上下線で運転を見合わせ、会津若松―会津川口駅間で折り返し運転する。東北線福島―白石(宮城県白石市)駅間は強風が見込まれるため、10日午前9時から午後3時ごろまで遅れや運休が発生する可能性があるとしている。最新の運行情報はJR東のホームページで確認できる。