【広島】末包昇大「どれだけ恩を返してくれるか期待」大学後輩・阪神村上頌樹との初対戦にニヤリ
好調の広島末包昇大外野手が、戦友との再会を心待ちにする。 首位攻防となる阪神3連戦初戦に先発する2学年下の村上とは、東洋大時代に苦楽をともにした。特に大学4年時は。当時2年の村上と同部屋。「僕はそのとき試合に出てなかったので、彼のために毎日雰囲気づくりして、いっぱい話をしました」。調子を落としていた後輩を励まし、部屋番号から「復活の“303”」を合言葉に鼓舞したこともあった。 プロでは2軍で対戦はあっても、CSを含めて対戦がない。8日に1軍に昇格ばかりではあるものの、昇格後は全8試合で先発出場を続けており、初対戦の可能性は高い。「どれだけ恩を返してくれるか、期待してます」。念願の対戦を前にニヤリと笑った。 19日巨人戦では今季初本塁打となる決勝弾を放ち、打率は3割7分。末包がチームの3連勝をけん引し、昇格後は6勝2敗とラッキーボーイとなっている。今季すでに3度対戦し、23イニングで3得点(自責は1)しか奪えていない天敵村上相手に、“先輩”が攻略のキーマンとなる。 ○…床田が首位攻防の阪神3連戦の先陣を切る。今季4度目となる対戦はいずれも村上との投げ合い。「2敗してる。まだ1勝しかしていないので何とか勝って(勝率を)五分にもっていけるようにしたい」。負け越してはいるものの、防御率は1・77。今季2度目の4連勝を託された。「チームの流れもいいと思うので、いい流れに乗って投げられれば」。2戦目以降は森下、ハッチが続く。