『劇場版ドクターX』最強の敵が双子設定になった理由 監督の“弟子”染谷将太が一人二役で体現
シリーズ完結編に相応しい敵役として数名候補がいた中で、田村監督は「私は染谷君がいいと思いました」と再タッグを熱望していたという。「私が双子なので、演技の指導は『僕の言うことを聞けばうまくいくよ(笑)』と伝えました。逆に、その方がやりやすかったです」
比呂人と多可人の性格は違えど、「双子なので喋り方や声色は同じ」と田村監督。「喋り方とかはそこまで変える必要はないと(染谷に)話したと思います。それを見事に演じ分けで表現してくれました。流石です」と“弟子”の演技を絶賛していた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)