【山口県 2024年版】秋の絶景・風物詩10選。「長門峡」渓谷の雄大な紅葉を堪能。
◆花岡福徳稲荷社 稲穂祭 きつねの嫁入り
下松市にある「花岡福徳稲荷社」で行われる、実りの秋や五穀豊穣を祝う「稲穂祭」。この祭りの催しのひとつ「きつねの嫁入り」は、現代に蘇る「白狐伝説」の奇祭として有名な神事です。 きつねに扮した新郎・新婦が人力車に乗り、親族やお供の子ぎつねと共に花岡駅までの旧街道を練り歩きます。江戸時代の衣装をまとい、きつねの面をつけた約50人の行列の様子は、華やかな大婚礼を思わせる貴重なシーン。 稲穂祭ではそのほかの地域による神輿や出し物なども楽しめます。 開催日:2024年11月3日(日・祝) 花岡福徳稲荷社 稲穂祭 きつねの嫁入り(はなおかふくとくいなりしゃ いなほさい きつねのよめいり) 所在地 山口県下松市 花岡福徳稲荷神社周辺
◆龍宮の潮吹き
龍宮は油谷町津黄漁港の北西端にある海蝕地形の総称で、この龍宮の海蝕崖では、国の天然記念物に指定されている迫力満点の噴潮現象が見られます。 これは日本海と紅い鳥居の絶景で有名な「元乃隅神社」がある、長門市向津具(むかつく)半島の海岸沿いで、秋から冬にかけて海が荒れる時期に見られる現象。 絶壁の岩穴に打ち寄せた波で圧縮された空気が圧出し海水を噴出し、30メートル以上も吹き上がることも! キラキラと輝きながら水しぶきが飛び散る光景は神秘的。 龍宮の潮吹き(りゅうぐうのしおふき) 所在地 山口県長門市油谷津黄498
◆防府天満宮 茶室 芳松庵
芳松庵は日本三天神に数えられる防府天満宮の茶室。菅原道真公のお茶に関する調査研究や、喫茶の習慣を世に広めた功績を伝えるために建てられたものです。 秋に防府天満宮で御神幸祭が行われる頃、園内は錦色に美しく染まります。庭園の四季の移ろいを楽しみながら、美味しい抹茶と菓子を味わってみては。 防府天満宮 茶室 芳松庵(ほうふてんまんぐう ちゃしつ ほうしょうあん) 所在地 山口県防府市松崎町14-1
◆長府庭園
長府庭園は下関市初の回遊式日本庭園で、池を中心にした庭エリア、滝の流れと草花のエリア、森の石仏などを鑑賞できるエリア、総合広場の4つのエリアで構成されています。 小高い山を背にした敷地には、池を中心に書院、茶室、あずまやがあり、四季折々の庭園美が楽しめます。 紅葉はとても美しく、池の鯉とともに庭園をより鮮やかに彩る光景に心が癒されます。 長府庭園(ちょうふていえん) 所在地 山口県下関市長府黒門東町8-11
◆美祢市 秋吉台カルスト台地
日本最大級のカルスト台地として知られる秋吉台。秋には、白い石灰岩が点在する独特な光景の中に、日差しを浴びてきらきらと輝き揺れるススキ野原の草紅葉を楽しむことができます。 秋ならではの自然美に目を奪われ、見入ってしまうほど。さらに晩秋にかけての早朝は霧が発生しやすく、秋吉台の山頂から雲海を見られることも! 美祢市 秋吉台カルスト台地(みねし あきよしだいカルストだいち) 所在地 山口県美祢市秋芳町秋吉台山 ※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。 ※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
CREA編集部