「箕輪厚介の元付き人」が営むラーメン店の実態 倒産危機にダルも来店!憎めない、放っておけない人柄で人気店に
「毎週水曜日に出している限定の“鶏家系”をスピンオフし、中野本店とは別の味で新店をオープンしようと思っています。まだまだやりたいことがたくさんあります。常識にとらわれずにお客さんに喜んでいただける美味しいラーメンをこれからも作っていきたいと思っています」(丸山さん) ■丸山さんが生み出す「ワクワク感」の正体 丸山さんが箕輪さんに初めて会ったときに感じたワクワク感が「箕輪家」から生まれている。 「箕輪さんが僕を気にかけてくれているのは、『死ぬこと以外かすり傷』を体現しているのが僕だからかなと思います。カバン持ち時代には寝る時間以外のほとんどの時間を箕輪さんとともに過ごして、本当に空気のように一緒に過ごさせてもらって、気持ちを認めてもらいました。
箕輪さんに昔、『まるちゃんはいい意味でバカで素直なのが一番』だと言われました」(丸山さん) がむしゃらを絵に描いたような丸山さん。不器用ながらも、そのまっすぐさで皆に助けられながらここまで走ってきた。 これからもどういう展開になるか全く予想できないが、常に新しい一杯、そして楽しさを提供してくれるに違いない。
井手隊長 :ラーメンライター/ミュージシャン