「準備はこれから正念場」 大阪万博まで約半年、会場建設現場が公開
2025年大阪・関西万博の開幕が約半年後に迫った11日、日本国際博覧会協会は人工島・夢洲（大阪市）の会場建設現場を報道陣に公開した。 【写真】公開された大屋根リングの空中歩廊では、芝生を張る作業が続いていた=2024年10月11日午後3時13分、大阪市此花区の夢洲、水野義則撮影 世界最大級の木造建築物という万博のシンボル・大屋根リング（1周2キロ）では、空中歩廊に天然芝を貼る作業が進んでいた。そこから会場の中心部を見渡すと、数十のクレーンが林立。多くの海外パビリオンで鉄筋の足場が組まれ、建設作業がピークを迎えていた。 協会の高科淳副事務総長は「準備はこれからが正念場。建設は順調に進んでいるが、開幕に間に合うよう気を引き締めたい」と話した。 この日は、三菱グループが出展する「三菱未来館」の内外観や、会場中央に1500本の木を植える「静けさの森」も公開された。（箱谷真司）
朝日新聞社
