18年ぶりリーグ優勝を遂げた直後の阪神・岡田彰布監督(写真:時事)

◇プロ野球セ・リーグ 阪神4-3巨人(14日、甲子園球場) 阪神が18年ぶり6度目のリーグ制覇を達成。6度宙に舞った岡田彰布監督からは『岡田節』で本拠地は大いに盛り上がりました。 【画像】6度宙に舞った阪神の岡田彰布監督 チームは9月負けなし。今季最多となる11連勝で歓喜の瞬間が訪れたことに岡田監督は、「勝負は9月と言い続けていたんですけど、まさか9月にこんなに強くなるとは思わなかったので」とチームの成長に笑顔。 そして、「ちょっと勝ちすぎましたね。ちょっと早いかもしれないですけれど、みんなが力をつけて、そういうチームができたというところで、選手のおかげだと思います」と選手をねぎらいました。 チームの原動力となったのは投手陣。防御率はリーグトップです。岡田監督は「最初は西(勇輝)と青柳(晃洋)でいっぱい勝てると思ったんですけどね、なかなか勝てなかったんですけど」と苦笑いで切り出しますが、「さすがに勝負の8月からちゃんと帳尻をあわせてくれてさすがだと思った」とこのカードで好投をみせた両右腕をたたえます。 続けて、「その代わりに若い村上(頌樹)とか大竹(耕太郎)がよく頑張って10勝ですから」と伊藤将司投手を含めた二桁勝利で引っ張る若手投手陣の活躍に感謝を伝えると、「みんなで投手陣カバーしてやっぱりブルペン陣がみんながすごいんですよ」と最大限の賛辞の言葉を並べました。 それでも、2005年にジェフ・ウィリアムスさん、藤川球児さん、久保田智之さんの勝利の方程式でリーグ制覇を知る指揮官は、「まだJFKまではいかないですけどね(笑)」と“岡田節”で球場は大盛り上がりをみせました。