日本海側は大雪や猛ふぶきに警戒 雪の強まる所も 週の後半は再び荒れた天気に
強い寒気が流れ込んでいる影響で、日本海側は広い範囲で雪が続き、あす（月）にかけても大雪となる所がありそうだ。きのう（土）から一気に積雪の増えた所もあるため、交通障害に警戒が必要となる。晴れ間の出る所も北風が冷たく、あす（月）の朝は冷え込みが強まる見込み。また、週の後半も再び冬型の気圧配置が強まって、日本海側では雪の降り方が強まるおそれがある。
日本海側 積雪急増も 交通障害に警戒
強い冬型の気圧配置となって、日本海側では雪の範囲が広がっている。東日本の山沿いでは、積雪が急増した所もある。また、寒気が強いため、きょうは四国や近畿など太平洋側にも雪雲や雨雲の流れ込んでいる所がある。あす（月）にかけても山陰から北の日本海側では雪が続き、北陸や関東北部の山沿い、北日本を中心に雪の降り方が強まって、大雪となる所がありそうだ。北陸は平地でも雪の積もる所がある見込み。風も強く、ふぶく所もあるため、見通しの悪化にも注意が必要だ。積雪や路面の凍結、車の立ち往生などの交通機関への影響に注意が必要だ。
週明け 朝の冷え込み強まる
また、あす（月）の朝は各地で冷え込みが強まって、東京都心も1℃と、氷が張るような冷え込みになりそうだ。暖かくして過ごすようにしたい。また、路面の凍結にも注意が必要だ。
週後半は再び冬型強まる
火曜日にかけても北陸や北日本を中心に雪が続いて、さらに積雪が増える所がある見込み。そのあと、26日（木）から27日（金）にかけては再び強い寒気が流れ込むため、日本海側では雪の降り方が強まるおそれがある。交通機関への影響にも注意したい。全国的にも北よりの風が強まりそうだ。また、晴れ間の出る関東から西も、日中の気温が10℃に届かない所があり、また真冬の寒さとなる見込み。空気の乾燥も続くため、火の取り扱いや体調管理に気をつけたい。 (気象予報士・及川藍)
