岐阜・本巣市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザか 簡易検査で陽性確認
岐阜県は18日、本巣市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑いがある事例が見つかったと発表しました。 県によりますと18日午前、本巣市内の養鶏場から「死んだ鶏が増えた。周りの鶏も元気がない」と、県の中央家畜保健衛生所に通報があり、簡易検査をした10羽すべてが鳥インフルエンザの陽性であることが分かりました。 遺伝子検査などによって高病原性鳥インフルエンザと判定されれば、今シーズンの養鶏場での発生は全国で9例目、県内では初となります。 また、飼育されている採卵鶏約1万5000羽の処分などの防疫処置がとられ、周辺3キロから10キロ圏内の農場などの約1万7000羽などに搬出制限が行われます。 県は遺伝子検査の結果が出る19日朝に県家畜伝染病対策本部本部員会議を開く予定です。