【弥彦競輪】古性が大会連覇で8度目のG1制覇!今年は早くも獲得賞金2億円突破~G1寛仁親王牌
大阪・関西万博協賛「第33回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント」(G1)決勝は最終日の20日、新潟・弥彦競輪場で、優勝賞金4090万円(副賞含む)と、暮れの「KEIRINグランプリ2024」(12月30日、静岡競輪場)の出場権をかけ、最終12Rで争われた。 古性優作(33)=大阪・100期=が最終ホームから仕掛けた郡司浩平へ切り替え、直線で最内のコースを進み、大会連覇。オールスターに次いで今年2度目、通算8度目のG1を制した。賞金獲得でも2億円の大台に乗った。 レースはスタートを取った古性優作が寺崎浩平―脇本雄太を受け、4番手以下は郡司浩平―小原太樹―佐々木悠葵―新山響平―渡部幸訓―河端朋之で並び、周回を繰り返す。隊列が動いたのは残り2周からで、新山―渡部が仕掛けると、寺崎が突っ張る。3番手へ渡部が降りるが古性がすかさず追い上げ、脇本後位を守る。 最終ホームから郡司が仕掛けて、古性は切り替え、やや遅れた小原が追う。バック佐々木、河端もまくり反撃、佐々木を張った郡司の内をすかさず古性が鋭く踏み込み、Vゴール。2着は小原、3着は外を踏んだ河端。3連単は12万1980円の好配当となった。脇本は7着に終わった。古性の次回出走予定は26日から開催されるG3京王閣記念。 古性優作「ラインとしてしっかり機能できなかったので複雑なんですけど、しっかり優勝できてよかったです。ここの競輪場は走ってて気持ちいいですし、いい成績を残して帰りたいなと思っていました。うれしいです。(レースでは)僕は福井ラインの3番手をしっかりマークできるように、追走を外さないようにと意識したんですけど、ちょっと、難しかったですね。(新山の抵抗は)すごかったですね。脇本さんが内に差し込んでいて、郡司君に内に追い込まれて動けなかったので、自分でいったんですけど、難しかったです。前半戦は情けなかったですが、しっかり盛り上げられてよかったです。ダブルグランドスラムがしたいんですけど、まだまだ足りないんで頑張ります。寒い中残っていただきありがとうございます。これからも応援してもらえるよう頑張ります」
報知新聞社