「背中・腰のはみ肉退治に」肩甲骨を動かそう!もたつく肉をきっちり落とす四つ這いストレッチ
一度ついてしまうとなかなか落ちない背中や腰のお肉。今回は四つ這いの姿勢でできる、背中や腰のはみ肉を落とすストレッチエクササイズのご紹介です。ポイントは肩甲骨をしっかり動かすこと。最近、背中や腰まわりについたお肉が気になってきた…。そんな人は、早速試してみませんか?気になり始めた今がタイミングですよ! ◆写真で詳しいやり方を見る→もたつく肉をきっちり落とす四つ這いストレッチ ■背中や腰まわりのたるみ・はみ肉の原因とは? 加齢や運動不足によりつきやすくなる背中や腰回りのお肉。一度ついてしまうとなかなか落とせないと言われていますが、どんな原因が考えられるのでしょうか? ■■筋力・代謝の低下 背中や腰まわりのたるみは、運動不足や加齢による筋力の低下に関わりがあると言われています。筋力の低下により代謝が落ちるため、脂肪を溜めこんでしまうのです。また、背中や腰まわりは目につきにくく、変化になかなか気づけない部分のため、すぐにケアできないことも影響しているかもしれません。 ■■姿勢の乱れ 姿勢の乱れも、大きな原因となります。デスクワークや、スマホを見る時間が長い人、背もたれに寄りかかって座る人は、猫背になりがちです。姿勢が乱れると、軸となる筋肉をきちんと使えないため、背筋の衰えにつながります。立ち方、歩き方についても同様と言えるでしょう。 ■■ 肩甲骨の動きが悪い 肩甲骨周辺の筋肉が硬くなり、動きが悪くなることも原因の一つです。脂肪は動きの少ない部分に溜まりやすいため、一度ついてしまった脂肪は意識してアクションを起こさないと、なかなか落とせないのです。 ■肩甲骨の動きがポイント!背中と腰肉を落とすストレッチエクサ 四つ這いでできる動くストレッチです。肩甲骨を意識して動かしながら、背中や腰まわりにアプローチします。 ■■やり方 1) 四つ這いの姿勢になる。両手は肩幅より広く、足は腰幅程度にして体勢を整える 2) 息を吐きながら左肘を曲げ、左の肩甲骨を背骨に寄せながら上体を軽く左にひねる。右腕は伸ばしたまま、右の肩や胸を床に下ろす 3)息を吸って上体を起こし、息を吐きながら右側も同様に行う 4)元の位置に戻り、一呼吸一動作を目安にして左右交互に10回繰り返す ■■ポイント 手の幅や位置を調節して心地よくできるところを選びましょう。深い呼吸と共に体を動かしながらストレッチを深めます。 床まで肩や胸を下すことが難しい場合は、床から浮いた状態でも大丈夫。肩甲骨を動かす意識を忘れずに、背中や腰まわりを刺激してしっかり効かせましょう! ライター/須藤玲子(ヨガ講師)
須藤玲子