長期金利が1.065%に上昇 2011年12月以来の高水準
Mariko Sakaguchi [東京 29日 ロイター] - 東京円債市場で29日、新発10年国債利回り(長期金利)は同3.0bp上昇の1.065%と、2011年12月以来12年半ぶりの水準まで上昇。このほか、新発2年債利回りは同2.0bp上昇の0.365%と09年以来の高水準。新発5年債利回りは同2.5bp上昇の0.615%、新発20年債利回りは同3.0bp上昇の1.885%、新発30年債利回りは3.0bp上昇の2.215%と、いずれも11年以来の高水準。 足元のドルが157円前半で推移するなど円安が進行していることを受けて「日銀による政策修正への警戒感が広がりやすい」(国内証券アナリスト)との声が出ている。 国債先物中心限月6月限は軟調継続。前営業日比35銭安の143円15銭付近で推移している。 TRADEWEB OFFER BID 前日比 時間 2年 0.362 0.37 0.02 10:11 5年 0.614 0.621 0.026 10:13 10年 1.055 1.073 0 10:13 20年 1.88 1.889 0.03 10:11 30年 2.215 2.223 0.037 10:11 40年 2.363 2.372 0.038 10:09