トヨタ、次世代EV用電池で助成 兵庫と福岡で2026年以降に生産
トヨタ自動車は9月6日、次世代電気自動車(EV)に搭載する開発中の車載電池が経済産業省の「蓄電池に係る供給確保計画」に認定されたと発表した。EVの航続距離1000kmを実現する次世代電池の「ハイパフォーマンス版」と、全固体電池の材料が対象。投資額は2450億円で、助成額は最大で856億円となる。 経産省が発表したEV電池向け支援一覧 次世代電池の生産は、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ(PPES)が兵庫県、プライムアースEVエナジー(PEVE)が福岡県で、それぞれ2026年以降に開始する。全固体電池の負極材は兵庫県で生産する。年間生産能力は合計で9GWhを計画する。 トヨタは23年6月にも車載電池で最大1178億円の補助が決定している。