【衆院選】熊本県内の全小選挙区で自民・前職の4人が議席守る 喜びの声の一方で自公過半数割れを「真摯に受け止め」
自民党・国対委員長の坂本哲志さん
熊本3区、自民・前職で党の国対委員長を務める坂本哲志さんは、8回目の当選確実の瞬間を東京・永田町で迎えた。陣営の幹部らが集まった益城町の会場にはリモートで参加し、画面越しに万歳三唱を行った。 社民党と参政党の新人を寄せ付けず、盤石な組織力で8回目の当選を果たした坂本さん、投開票当日の夜はTKUの番組への生出演の合間に党本部に出向き、森山幹事長らと協議するなど、執行部として対応に追われていた。 坂本さんは「国民の皆さんの厳しい審判が下ったので謙虚に受け止め、緊張感を持って当たらなければいけない。とりわけ国会対策委員長を仰せつかっているので、国会を国民の皆さんに分かるような形で動かしていく、その責任の重さをつくづく感じている」と述べた。
熊本4区は元総務相・金子恭之さん
熊本4区は自民党・前職の金子恭之さんが立憲民主党の新人と日本維新の会の元職を破り、9回目の当選を果たした。 県内で最も広い選挙区で、12日間で3415キロ走り抜けた金子さん、21ある市町村のトップや推薦する公明党などの友好団体が支援する盤石の体制で選挙を戦った。 金子さんは「『地域の繁栄なくして国の繁栄なし』と地域が国を支えているという(政治理念の)原点を基に、8期24年間の経験を生かして、地域づくり、国づくりに頑張りたい」と喜びの声を述べた。 一方で、金子さんは自民党の『政治とカネ』の問題について、「しっかりと先頭に立って政治改革を成し遂げ、国民の信頼を取り戻したい」と述べた。 (テレビ熊本)
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