都内アパート暮らしから「木更津移住」…都心を離れても報道記者を続ける…新しい働き方とは?『every.特集』
■不安は尽きない…遠距離通勤
いいことばかりと思いきや、恐れていた事態も… 赤坂記者 「アクアラインが結構混んでいるようなので、今日は安全をとって電車で行きます」 この日の出勤は、午後6時の遅番。渋滞を事前に察知し引っ越しして初めての電車通勤に切り替えました。 しかし… 赤坂記者 「まさかのホームを間違えて電車に乗り遅れました。次の電車は30分後なので遅刻確定です」 初めての電車通勤で、ホームの場所を勘違い。 赤坂記者 「やばい。遅刻してしまった。やらかしたー」 30分遅れで会社に到着。引っ越し後、初めて遅刻をしてしまいました。 赤坂記者 「まだ間に合うなって思って次の電車調べて、まさか30分後と思っていなかったので」 「(東京に住んでいたときは)こんなに大きい遅刻はなかったですね。今後気をつけます。すみませんでした」 さらに4月には、事故渋滞に巻きこまれ、1時間半という遅刻をしてしまいました。より一層、出勤前の渋滞チェックや余裕を持った出社を徹底しています。
■社会部記者の異例の決断に…
木更津への移住について上司はどう思っているのか。直接、聞いてみました。 勝田 社会部長 「社会部の記者って何かあったらすぐ駆けつけるために、本社とか記者クラブの近くに住むというのが当たり前でしたし、僕もそうでした」 勝田部長 「だけど、社会部ってカバーしているエリアは広いし、それぞれのライフプランに合わせて住む場所も決めると、そうしていきたいなと思っています」 勝田部長 「例えば本当に千葉とか房総エリアで、やっぱり大きな事件とか災害とかが起きたときにすぐに駆けつけて取材をしてもらいたい」
■新たな働き方 模索する日々
移住で職場に迷惑はかけられない。課題は残りますが、妻と選んだ新たな暮らしのかたちを守るために、なんとか工夫して答えを見つけたいと思っています。 妻 「キャンプとかでしか得られないものもあるやん。楽しいよね」 赤坂記者 「子どもとか、家とか、将来の話がマジで増えたなって思う」 妻 「自分がここに住んでいるなって思う。ずっと先まで住んでいる未来が見える」 赤坂記者 「あー確かに」 (9月25日『news every.』16時特集より)